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前世を見ようと試みたら妙な夢を見てしまった。

2009/11/22 (Sun)

443 :本当にあった怖い名無し:2009/11/21(土) 20:14:08 ID:XZydwdRBO
前世を見ようと試みたら妙な夢を見てしまった。
そこで私はホテルの大広間のような場所にいて、周りには知り合いもちらほらいた。しかし皆誰と話すこともなく、何となく突っ立って散らばっている。適当に選ばれて連れて来られたような感じだった。

部屋に戻ろうとエレベーターに乗り込んだら知り合いも2・3人乗ってきた。そのまま特にお互いを意識することなく、私は何階かは忘れたけれど、取り敢えずこれより上階へ向かうボタンを押した。それなのにエレベーターは下へ向かっていく、それと分かる浮遊間。
ここで猛烈に嫌な感じがして逃げ出したくなった。ぞっとするような寒気ではなく、温い空気に吐き気がするような嫌な予感。
エレベーターは大広間より一階降りて止まって、エレベーターの中にアナウンスが流れた。「Iさん、Iさん。Iさんが料理になる番です」。Iさんというのは先程の大広間にはいなかったが、私の知り合いだった。
彼女も来ていたのかと思うと同時に、自分の番が来てしまう可能性に、不安でカッと頭が熱くなった。エレベーターの扉が開いて、私も私とエレベーターに乗っていた何人かの知り合いもシェフのような男に腕を掴まれ引っ張られて、それぞれバラバラの方向へ連れて行かれた。

続きます

444 :本当にあった怖い名無し:2009/11/21(土) 20:18:16 ID:XZydwdRBO
赤い絨毯の延長線上に、大鍋が置かれているところに辿り着いた。ふと見ると、大鍋の向こう側にIが立っている。その隣に大広間にいなかった別の知り合いもいた。
二人共無表情で立っている。無表情といってもぞっとするような怖い顔ではなく、日常の中で、笑顔をすっと止めた時のような無表情。
いつの間にか腕が解放されているのに気付いて走り出した。二人の次は私の番だ。不幸中の幸いで、シェフ達はそれほど足が速くなく、エレベーターに飛び込んだ。
一緒に乗ってきた知り合い達はどうなってしまったかと恐ろしくなりながら、「閉」ボタンを押しまくった。「上」で今度こそ上階へ上がっていく。
着いたところは大広間ではなかったけれど、扉の窓からは誰もいないのが伺えた。エレベーターの扉が開く前に、目が覚めた。
私は前世が見たかったのに、何でこんな夢を見たのか分からない。
悪い夢は誰かに教えてしまうと見ないらしいので投下。お目汚し失礼しました。

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